About Wellbeingウェルビーイングについての考え方

wellbeing_img01.jpg

ウェルビーイング(Well-being)とは

近年の様々な研究により、園生活、学校生活において、より良い学びのためには「子どもが精神的、情緒的に安定していることが非常に重要だ」という報告がされています。いくら良い授業をやろうとしても、子どもが精神的に落ち着いていなければ学びの楽しさを感じる事も出来ませんし、よって深い学びにはつながりません。
身体的、精神、情緒的な安定性、健康な状態を総じて「ウェルビーイング」と呼びます。子ども達の健康サニーサイドインターナショナルスクールでは、より良い学びのため、生徒の心がどういう状態であるかをしっかりと把握し、子ども達が安定した精神状態で授業にのぞめることが重要と考えています。

バランスに心がける

私たちが大切にしている10の学習者像の中には、Balancedというものがあり、生活のあらゆる場面でバランスを気にかけています。例えば、元気に外で遊びまわる時間や、屋内で読書をするなど静かに活動する時間のバランスを考えたり、食生活が偏らないよう、バランスの良い食事を考える事、職員について言えば、やみくもに仕事ばかりに時間を費やして、プライベートな時間や休みの時間を削りすぎたりしないように心がけるなど、バランスは色々な場面で必要になってきます。
ウェルビーイングについて言えば、特に身体的な健康や、規則正しい生活、食生活などはバランスが求められます。

友好な人間関係が情緒の安定につながる

家で親や兄弟とケンカばかりしている、学校の先生がキライだ、などという状況は子どものウェルビーイングにとっては最悪です。また友人関係も子ども達にとっては時に大きな悩みとなり、それが楽しく、深い学びの妨げになるのです。
ですので、ウェルビーイングについては、生徒個人の問題だけでなく、家庭や保護者、職員を含むスクールコミュニティー全体として常に気をつけていかなくてはならないことです。

精神状態が落ち着かない時にどうすれば良いか

友達とのやりとりでついカッとなってしまった・・・、出かける前に親に怒られて気分が沈んでいる・・・、子どもなりに自分の情緒が安定しない時、それを乗り越える術を教えたりします。近年ではそれを「マインドフルネス」といって、海外の学校などでは、授業として定期的に取り入れている学校も多く出てきています。目を閉じて深呼吸をするなどの呼吸法や、いったん外に出て散歩をするなど、色々な方法があります。授業を始める前にクラス全体で行ってから授業を開始したりする時もあります。

Be healthy <健康な体であること>

  • 学校内外で積極的に身体を動かす機会を提唱する
  • バランスのとれた食事を提供する

Be curious <好奇心を持つこと>

  • 学校コミュニティ全体でウェルビーイングについて理解を深める機会を設ける
  • 探究を中心とした学習を通し、子供達が自ら学ぶ姿勢をはぐくむ

Be caring <思いやりを持つこと>

  • クラス内や集会など、子供達の声を聞く機会を常時設ける 
  • 児童会活動を推奨し子供達同士で意見を聞き合う環境を作る(小学部)
  • より良い学校コミュニティのための円滑なコミュニケーションをはかる
セラピー犬・マイロを校内で飼っています
  • ‘Learn together, grow together.’のモットーにしたがい、話し合いを中心としたクラス経営をおこなう
  • 問題解決を通して協働する経験を推奨する

Be thoughtful <思慮深くあること>

  • 思考を可視化する習慣や、既存の枠を超えた発想を育て、考える力を養う
  • 適切なフィードバックとともに、子供達自身で結論を導けるような指導をする

Be aware <知識を持つこと>

  • 国連SDGs(持続可能な開発目標)を意識したカリキュラム内容を制定する
  • 世界の動きを見据えた適切な知識のために、メディアを活用した学びを提供する

CONTACT US お問い合わせ

お電話またはメールにて
お気軽にお問い合わせいただけます。
058-241-1000 受付時間:平日9:00~17:00

2024 © sunnyside-international