気がつけば、忙しさにかまけてひと月以上更新しませんでした・・・もう完全に諦められていると思いますが・・・申し訳ありませんでした。
そうそう、思い出した・・・7月は終盤ニュージーランドに行っていて、職員のワークショップが東京であったのに合わせて日本へ帰ってきたら、信じられないくらいの猛暑で「な、何だこの暑さは・・・」と冬の季節から帰ってきた僕は死にそうでしたが、今ではそれも忘れてしまうくらい涼しくなりましたね。
2学期も始まり、運動会ももうすぐにやってきます。あ、そうだ。新しい先生が二人増えました。これまではミントが年中の担当とPYPコーディネーターを掛け持ちでやっていたのですが、11月末の確認訪問に向けていよいよ大詰めとなり、私としてもちゃんと本来の業務に集中してもらう必要があると思ったのと、イアンも色々な仕事を頼んでいるので、とにかくクラスの活動がどの学年も安定するよう外国人の先生がほしくて採用することにしました。
一人はイーフィー先生で、なんか発音的には「ミッフィー」みたいなんですけど、シンガポール人の女の先生、聞いたところではそもそも日本へ興味を持つきっかけになったのがASKAの”Say Yes”という曲を聞いて感動したらしく(かわいそうに、裏切られました)、今時はシンガポールの方が平均年収は日本より上ですが、それでも日本の学校で働くのが夢だと言って来てくれました。
もう一人は、リザ先生ですが、フィリピンの先生です。みなさんご存知の通り、うちの園にはすでにシンデル先生というフィリピン人の先生がいます。リザさんはシンデルの昔からの大親友ということで、シンデルの言葉を頼りに採用しました。シンデルも、リザももともとフィリピンで学校の先生をやっていた人たちで、二人とも本当に素晴らしい先生です。この間も彼女たちと話していたのですが、やはり外国における「フィリピン」の印象は、ネガティブなものが多く、自分たちの努力でそのイメージを変えたい!という強い思いがあるとのことでした。
私の親友も一人、フィリピンで仕事をしています。(事業を行っています)その彼からもいつも聞くのですが、フィリピン人は実に良く働くし、優秀な人材がたくさんいるというのです。日本人はフィリピン人をバカにしすぎていると。
今回彼女たちを採用してそれは痛感しています。本当に素晴らしいです。さらにはイーフィー始め、他の外国人もここにきて本当に素晴らしいメンツが揃っています。以前あったような、遅刻をしてくるとか、さぼるとか、やる気がないとかそんな職員は一人もいません。
これはうちがPYPに取り組んだからです。もちろんまだ候補校の段階ではありますが、真剣に教育に携わりたいと思う外国人が採用を申し込んでくるようになりました。それ以外の外国人は、そもそも自分は採用されないと思って申し込んで来なくなるのです。これが認定校ともなれば、働いた人は少なくとも「PYPスクールで○年働いた」と自分の経歴書にかけるわけですから、更に良い先生を入れることが出来るようになります。
園児が少ない所にきて、人件費をかけるのは経営的にはつらいものですが、今は手を抜いてはいけないと思っています。今だからこそ、思いを貫いて、今ご通園いただいている皆さんと良い教育を作り上げる、それがすべて次につながると信じています。
新しい先生もまた運動会でお披露目出来ると思いますが、ぜひ声をかけてやってください。今後ともよろしくお願いいたします!