1973年の創立以来、約50年の歴史があるサニーサイドインターナショナルスクールは、2002年、国際化時代を指向した教育への転換を試み、園名を「ながら第二幼稚園」から「サニーサイドインターナショナルスクール」へ変更、英語教育を充実させつつ、2016年1月には、日本初の一条校PYP認定校となり、新しい時代を強く意識した教育内容の改革を更に進めてきました。
めまぐるしく移り変わる時代、10年後はおろか5年後の世の中さえ不透明な今の時代にあって、教育改革は今や世界の潮流です。世界中の学校、地域、政府機関等において、大胆な改革の取り組みがなされています。
もはや、小手先だけの改革では通用せず、スクラップ&ビルド、今までの考えを捨てて一から考え直す位のシフトが必要だという有識者も多くいます。
確かに、「知識を詰め込んでテストで良い点をとる」、それだけが学校教育であるならば、得た知識や技術がたちまち古く使えないものになってしまうこの時代には合いません。どんな時代が来ても、どんな壁が目の前に立ちはだかっても、それを乗り越えていくことの出来る力、創造性、強い精神力(レジリエンス)、文化や考えの違いを超えて周りと協調できることを学んでいくことが何よりも大切です。
未来を生きていく子ども達のために、ひとりの大人として、何をしてあげられるのか、それをいつも考えています。
また、本学園は「日本人としての良さを大切にする」ことにも重きを置いています。日本人の文化はまさに「思いやり」「他人に対する礼儀、尊敬」です。自分さえ良ければいい、自分の成功さえあればいいという考え方ではなく、周りを思いやることのできる人、教育理念にあるような「周りの多くの人の幸せのためにささやかな何かに貢献できる人」であってほしいと願っています。
そしてサニーサイドは世界各地の素晴らしい学校と、またその先生方とつながっています。
地元のスクールコミュニティーはもちろん、国を超えて、多くの目標を共にする方々からサポートをいただきながら、常に学んでいる毎日です。
より良い教育の実践に終わりはありません。時代の流れの中で、常に振り返り、改善を重ね続けていかなくてはならないと思っています。
皆様からのご指導、ご鞭撻を今後とも宜しくお願い申し上げます。