IBワールドスクール 日本第1号(一条校)に認定されました!

学校法人渡辺学園 サニーサイドインターナショナルスクール
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IB(International Baccalaureate 国際バカロレア)とは、1968年、国際バカロレア機構(本部ジュネーブ)が提供する国際的な教育プログラム。
平成27年3月2日現在、世界140以上の国・地域、4,050校(日本国内:30校)において実施されている。
国際社会で活躍する人材の育成を基本理念とし、文科省は、IBの探求型授業がグローバル人材の育成に有効な教育手法であるとし、現在IBスクールの普及を推進している。

 

Assessment Policy 2015 (japanese)日本語版.pdf
Assessment Policy 2015 (English).pdf
Language Policy 2015 (Japanese) 日本語版.pdf
Language Policy (English) 2015.pdf
CopyofSunnysidePOI2015-2016.pdf

 

 

 生徒主体の教育

 

子どもの成長や学びは、答えにたどり着く過程にある

 

国際バカロレアの教育においては、Ownership of Learning(学びのオーナーシップ)という言葉が良く聞かれます。また「生徒主体」とはStudent centeredと言われますが、この対極にあるのが「教師主導」(Teacher led)の教育です。 日本の伝統的な教育においては、先生が前に立ち、先生の話すことを一方的に聞いて、それをノートに写したり、知識を覚えていったりするのが一般的です が、これはまさに「教師主導」の教育スタイルと言えます。 「学びのオーナーシップ」とは何でしょうか?これは言い換えれば「子どもが学ぼうとしている機会を大人が奪ってはいけない」という事です。 人は失敗をすることで学びます。なぜうまくいかなかったのかを考えることで成長できます。なのに、私たち大人は、子どもに失敗をさせまいと、すぐに手 を出し口を出し、「こうすればいいんだよ」と初めから答えを与えてしまうことが良くあります。これはつまり、子ども達の学びのチャンスを奪っているということになるのです。 日本の伝統的教育スタイルと、国際バカロレアのスタイルを、「知識を覚える、暗記する教育」と「考えさせる教育」というように対比する人もいます。 答えは与えるものではなく、子どもが自ら試行錯誤しながらたどりつくものです。とにかく考えさせる、失敗も含めて色々な経験をさせ、子ども自らが学び を深めていけるよう、教師はその環境を作る存在(facilitator)であるというのが、バカロレアの特長です。

 

 

 

 IBの学習者像

 

世界が求めるグローバル人材の要素とは

 

国際バカロレアには、Learner Profile(学習者像)というものがあり、世界各国にあるIBワールドスクールにはすべてそれが共通理解として浸透しています。「学習者像」とは、日本語であまり聞きなれない言葉ですが、つまりは、IB教育を通じて育成したいと願う「生徒像」です。IBが未来のグローバル社会を生きる子ども達の為の教育であるならば、このLearner Profileは、「グローバル人材とは」というものをわかりやすく示したものと言えます。 IB教育に関わるすべての人が、常にこのプロファイルを心に留め、そうなれるよう、常に振り返りを促しています。

 

 

 

 

 

 探求プログラム(Program Of Inquiry)

 

答えを始めから与えない

 

国際バカロレアのカリキュラムフレームワークは「探求型学習」という特徴を持っています。答えや正解を教師が与えるのではなく、子ども自らが考え、探求し、その答えにたどりつく手法ですがこれには大切な理由があります。

テストで良い成績をとれば、「良く学んだ」ということになるかも知れません。少なくとも、学びの評価方法が点数で評価するテストに偏っている日本の伝統的教育ではそうかも知れませんが、IBには、「答えにたどり着く過程(プロセス)にこそ学びがある」という考え方があります。最初に自分が知りたいと思った課題、疑問に向かってそれぞれの生徒が、それぞれの道を通って自分なりの答えにたどりつきますが、その過程の中で色々な事に気付いたり、仲間と共同して作業するすべを身につけたり、自分の考えをまとめてみたり・・・それらすべてが学びであると考えます。

そしてユニット(単元)の最後には、何が理解出来て、何が理解できていないかを自ら評価し、次へつなげていくのも探求型学習の大切なポイントです。

 

 

 

 International Mindedness

 

人と同じでなくていい、人はみな違うからこそステキなのです

 

私たちの教育目標のひとつである、International Mindednessとは、国際社会を生きる人間にとって欠かせない心構えのようなものです。大きくは、国や地 域ごとの文化や考え方の違いを理解し、それを当たり前のこととして受け入れ、協調性をもって一緒に活動できることですが、身近なことで言えば、「ひとりひとり考えや好みが違っていてもいい、それが当たり前」という感覚を持つことです。常に心を開いて(Open minded)、人はそれぞれ違うのだということ を理解する、そして、だからこそ自分の意見を持っていいし、お友達の考えには「うんうん、そういう考え方もいいね」と共感できる人であってほしい、それがInternational Mindednessという言葉に込められた私たちの願いです。

 

 

 

 

 日本人としての育ち

 

I'm not nobody, I'm JAPANESE!

 

私たちは、教育理念に「真の国際人の育成」をかかげています。ここでいう「真の国際人」とは、英語が流ちょうに話せる人のことではありません。私たちが目指す国際人像は、日本の文化、アイデンティティーを兼ね備えた上で、どの国の人とも協調出来る人です。 インターナショナルスクールとしていますが、母語である日本語も大切にしています。また、日本人としてのマナー、思いやりの心を大切に考えています。 日本文化の伝統行事は、季節ごとに多くを体験し、また海外の伝統行事や食にも触れています。 インターナショナルスクールというと、国際色ばかりだと思われがちですが、私たちは「日本人として」世界に羽ばたいてくれることを願っています。

 

 

 日本における国際バカロレア

 

数年前まで日本では殆ど知られていなかった国際バカロレア(IB)ですが、グローバル人材育成の有効な教育手法として、文部科学省は日本の教育への導入に取り組むようになり、2014年6月には、「日本再興戦略-Japan is back-」において、国際バカロレアの認定校を2018年までに200校設置するという具体的な目標が閣議決定されました。

特にIBの高等教育レベルであるディプロマプログラム(DP)については、徐々に認定校が生まれており、今後IB教育が日本で広がりを見せることは間違いありません。

また国際的な高等教育の卒業資格であるDPについて、これまで日本の大学においては一般入試の為の「受験資格」としか認められていませんでしたが、グロー バル人材の育成を鑑みた大学入試制度改革の中で、海外の大学同様に、DPの卒業試験の点数によって、優秀な生徒が推薦で入学できる制度が東京大学を始め、 多くの大学で導入されるようになりました。

 

※ 文科省のサイト  http://www.mext.go.jp/a_menu/kokusai/ib/

 

 

 国際バカロレアのPYP(初等教育プログラム)について

 

Education for better world(教育を通してより良い世界を創造する)は、バカロレアの基本理念です。探究心があり、色々な知識を持っていて、そして心優しい生徒の育成を目指しています。

 

PYP (Primary Years Programme)は、その理念を実現するために必要な「3歳~12歳までの教育のあり方・学校のあり方」を”フレームワーク”として示しており、その基準となるおよそ70に及ぶ評価項目をクリアしている学校のみが正式認定校となることが出来ます。

 

サニーサイドインターナショナルスクールは、2016年1月8日に一条校(日本の学校教育法第1条に定められた規定に基づく学校)として、全国で初めて国際バカロレアワールドスクールPYP認定校になりました。

 

PYPにおいて、学びの主体は生徒にあります。これをOwnership of learningと言いますが、日本の伝統的な教育の中では「子どもが何を知りたがっているか、学ぼうとしているか」ではなく、「教師が教えたいこと、覚えさせたいこと」で学びが進んできました。子どもが本当に伸びるのは、自分の好きな事、興味のある事をどんどん探求していくときです。
そしてその過程こそが学びの連続であり、生徒の主体的な学びです。

 

簡単なことではありませんが、私たちは子ども達が「自ら伸びていく」その力を信じ、 そのために教師はどうあるべきかをこれからも問い続けていきます。

 

 

 PYPのフレームワーク

 

PYPは「3歳〜12歳までの子ども達が何か覚えるべき知識のかたまりである」と理解している方がいるかも知れませんが、そうではありません。もちろん、蓄えるべき知識や経験の目安はありますが、探求の内容そのものは様々です。

 

重要なことは「何を覚えたか、出来るようになったか」ではなく、「いかに子どもが主体的に学ぶことが出来たのか」ということになります。
主体的な学び(自ら興味を感じて探求する)でなければ、子どもの本当の力を引き出すことは出来ません。

 

PYPのフレームワークとは「いかに生徒の主体的な学びを促すことが出来るか」を考えるため、下記のような様々な視点から学校のあり方を考え続ける取り組みを指しています。

 

・学校はどのような組織でないといけないか?
・教師同士はコラボレーションがちゃんと出来ているか?
・子どもの学びの様子をひとりひとり観察・記録出来ているか?
・保護者と情報共有をしながら一緒に子どもの学びを後押ししているか?