IBワールドスクール 日本第1号(一条校)に認定されました!

学校法人渡辺学園 サニーサイドインターナショナルスクール
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Sunny Days

体験入園ありがとうございました 2016年6月05日

 昨日の体験入園及び、入園説明会には、大変多くの皆様にお運びいただき本当にありがとうございました。

 本当に物事というのは、期待しているとその通りにならず、逆に「期待してもしょうがないだろう」と思っていると、予想をこえて結果が出たりするものなのでしょうか。

 まさに、昨日の体験入園はそんな一日でした。4年前、バカロレアに取り組みたいという話を保護者の皆さんにしてから、自分も、職員も、それまで以上の努力をしたつもりでいましたが、毎年、園児が減っていくばかりでした。

 自分たちは正しい事をしているつもりなのに、人が離れていく世界・・・いくら強気の自分でも、徐々に不安がつのり、孤独を感じるばかりでした。

 今年に入り、やっとのことで、認定校になることは出来ましたが、それでもそれで何か急に景色が変わるわけでもなく、今年の体験入園イベントも、ここ数年のネガティブな印象ばかりで、どうも自信が持てず・・・。

 しかし、受付が始まると当初目論んでいた50名を超えて申し込みが入り始めました。そしてイベント前日までには、なんと80名近くの方にお申し込みをいただきました。

 職員も僕も急に焦り始めました。事態がいきなりこういう事になると、何ということもなく「これは失敗は許されない!」という感じになります。「園長先生、説明会ちゃんとやってくださいよ、玄関先まで来てくれているんだからこれできびすを返されたら元も子もないんですから」とはっぱをかけられて、それもそうだと、これは大変だと思いました。

 限られたおよそ30分の間に何を話すのか・・・悩んだ末に、バカロレアについては入園案内を読んでいただくことにして、「20年後の世界を生きる子どもたちの為の教育に必要なことは」というテーマを主にしました。

 また、自分が最近つくづく感じている「保護者と共に学校教育を作り上げる」ということについて話をさせてもらいました。

 

 僕の話はさておき、今年の目玉はなんといっても、「在園児の保護者と懇談が出来る」というものでした。本来、園児募集などは完全に幼稚園マターであり、保護者の人をそれに巻き込むようなことは、憚られるところですが、本当に幸せなことに、わが園にはそういう役目を「買ってでも出てくださる」慈悲深い保護者の方がおおくいらして、今回は8名の保護者の方が来てくださいました。

 説明会の最後で、僕は「というわけで、今日は在園児の保護者の皆さんにお越しいただいているので、ぜひ話をしていってください、僕の話はセールストークで信じられなくても、保護者の方の話なら安心してもらえるはずです!」とお願いをしました。

 みなさん素通りして帰られたらどうしようとも心配していましたが、給食室の河井さんが用意してくれた手作りマフィンとおにぎりがあったことも手伝ってか、随分会話が弾んでいるようでした。

 僕のところにも何人もの保護者の方が話をしに来てくださいました。

 そのにぎやかな光景は、僕にとってにわかに信じがたいものでした。思わずぼんやりしてしまいました。

 

 色々な幼稚園があると思いますが、これほどまでに、保護者の方が僕たち職員と一緒になって、一人でもこの教育の良さを知っていただこうという思いの中で、支えてくださる園は他にはないと思います。

 この4年間、確かに園児数という形では実績は残せませんでしたが、目には見えないところで、通ってくださっていた保護者の皆さんとは絆を育むことが出来ていたのだと、保護者の皆さんはうちの職員が日々努力していたことをちゃんと見ていて下さったのだと感じ、胸が熱くなる思いでした。

 

 「保護者の皆さんと一緒に学校を作りたい」「保護者の皆さんには教育を変える力がある」そう僕が話したのは単なるリップサービスではありません。本当にそう思っています。そしてそういう見方が、うちの職員にも浸透した時、サニーサイドはまた大きな可能性を秘めた学校になれるのだと思います。

 

 来年度の願書受付日は7月1日になります。予定している(希望しているといった方がいいかも知れませんが)募集人数は60名です。最終的にどういう結果が出るのかはしばらく持ち越しですが、自分としてはもう十分満足です。一生懸命我が事のように心配してくださるうちの保護者の方の姿を見ることができて、新しい教育の息吹を感じる雰囲気を感じることが出来て、つきなみですが、「諦めずにやってきてよかった」と思います。

 

 そして、今回は今年4月から始まった小学部の子どもたちのサプライズもありました。以前彼らに僕が「I’m so proud of you!」と言った時、その時は意味がわからなくて、でも、担任のミントがそれを説明したそうです。それ以来、僕が何かお願いをするといつでも「いいよ!」といって取り組んでくれます。

 4月からの最初のユニット活動で、子ども達は”Taking responsibility in our learning helps us to make progress”「自分の学びに責任を持つことで、自分は成長することが出来る」というセントラルアイデアを掲げ、それぞれに上達したいこと、知りたいことを選んでそのためには何をすれば良いのかを探求してきました。体験入園にあたり、そのまとめとして、彼らが感じたことを少し話してくれる子はいないかとお願いしたのですが、すると6名の子ども達が「いいよ、やるよ!」と挑戦してくれました。

 100名を超える聴衆の前で話をするわけです。まだ通級し始めて40日にも満たない子ども達が、しかも英語も使いたいと言ってやってくれました。幼稚園で培われた素地があったからでしょうが、大変な上達ぶりに僕も本当に驚きましたが、それ以上に来たお客さん達は驚かれたようで、振り返れば僕の説明会なんてどうでも良い感じになったほどでした。

 彼らはまだ小さいですが、それでも僕がある程度、無理を承知で小学部を作ったことを感じているのだと思います。自分たちがしっかりやらねば、園長先生が困るのだということすら感じているのかも知れません。

 本当に助けられました。

 いずれにしても、お天気も良く、まさに僕にとってはパーフェクトな一日でした。ご参加いただいたすべての皆さんに心からお礼申し上げます。

 ありがとうございました!